top of page

第4話|流れを整える施術

  • 執筆者の写真: 将信 板井
    将信 板井
  • 6月9日
  • 読了時間: 2分


前回のお話の続きです。

腰だけを何とかしようとしても、 多くの路線が関わっているため、 それだけではスムーズにいかないことがあります。

からだも同じように、 一つの場所だけでなく、 全体の流れが関係しています。

東洋医学では、 ツボや経絡には、 からだ全体の流れを整える働きがあると、 考えられています。

経絡は、 山手線のように、 つながりながら全体を巡っています。

そのため、 腰に関係するツボだけでなく、 別の場所から流れを、 整えていくこともあります。

施術では、 状態に合わせながら、 どの駅(ツボ)を使うのかを考え、 鍼や灸、手技を組み合わせていきます。

上手く刺激が入ると、 流れは一つの場所だけで終わるのではなく、 別の場所へも広がっていきます。

駅の中で、 人の流れが通路を抜け、 お店や別のフロアへ広がっていくように、 刺激もまた、 からだのさまざまな場所へ、 影響していきます。

腰を例にすると、 内臓、特に消化器系の反応まで、 変化が出ることがあります。

実際の施術の中でも、 そうした変化を感じる場面があります。

からだは、 一つの場所だけで動いているのではなく、 つながりの中で、 変化しているように感じています。

 
 
 

最新記事

すべて表示
身体は、静かに温度を調整しています【第1話】

夜中、ふと目が覚める。 足が冷えていたり、逆に布団の中が暑すぎたり。 そんな経験はないでしょうか。 普段、体温を意識することは多くありません。 ですが身体は、呼吸や血流、発汗などを使いながら、 常に“今の温度を保つ” という働きを続けています。 人の身体は、おおよそ33度から41度近くまでの間で、生命活動を保っています。 数字だけ見ると広く感じますが、実際には約8度ほどの、かなり限られた温度帯の中

 
 
 
第3話|全体へ広がる影響

今回は、 からだを駅に置き換えて考えてみます。 新宿駅でトラブルが発生し、 ある私鉄が全線不通になったとします。 新宿駅では対応をしていますが、 さまざまな路線が乗り入れているため、 一つの問題だけでは収まりません。 そこで、 別の路線から応援を呼びながら、 止まっている路線の復旧も、 並行して進めていきます。 一つの路線が止まることで、 別の路線にも人が集中し、 少しずつ全体へ影響が広がっていき

 
 
 
第2話|流れと運行

前回のお話の続きです。 からだが元気で、 健康な状態であれば、 列車はリズムよく、 スムーズに運行しているような状態です。 反対に、 体調が悪かったり、 痛みや不調を感じている時は、 どこかで流れが滞ったり、 運行が乱れているような状態だと考えています。 場合によっては、 事故のように、 流れそのものが止まってしまうこともあります。 電車にも、 JRや私鉄など、 それぞれ違う役割を持った路線があり

 
 
 

コメント


© 2026 by Nagomi Hari Kyu. Proudly created with Wix.com

bottom of page