キリンも人も首の骨は7個。からだの数字のへ〜話

キリンも人も首の骨は7個。からだの数字のへ〜話
体には、知っているようで知らないことがたくさんあります。
首の骨は何個あるのか。
血液は1日にどれくらいめぐっているのか。
唾液や胃液は、どれくらい出ているのか。
鼻水や涙は、毎日どれくらいつくられているのか。
数字で見ると、体は思っている以上に働いています。
今回は、からだの数字の「へ〜」話を集めてみました。
キリンも人も、首の骨は7個
あんなに首が長いキリン。
首の骨も、人よりずっと多そうに見えます。
でも、キリンの首の骨は基本的に7個です。
人の首の骨も7個です。
へ〜、ですよね。
違うのは、数ではありません。
ひとつひとつの骨の長さです。
同じ7個でも、形や長さが変わるだけで、あれほど見た目が変わります。
体は、数だけで決まるわけではないんですね。
血液は、1日に千回以上めぐっている?
成人の血液量は、およそ5リットルほどとされています。
心臓が1日に送り出す血液量を約7,000リットルとすると、単純計算では、血液は1日に千回以上、体をめぐっていることになります。
へ〜、体の中ではそんなに動いているんですね。
私たちが寝ている間も、座っている間も、血液は止まらずに流れています。
頭へ、手先へ、足先へ、内臓へ。
見えないところで、体はずっと働いています。
唾液は、1日にペットボトル1本分以上出ている
唾液というと、口の中を少し湿らせているだけのように感じるかもしれません。
でも、成人では1日に約0.5〜1.5リットルの唾液が出るとされています。
500mlのペットボトルで考えると、1本から3本分くらいです。
へ〜、思ったより多いですよね。
唾液は、食べ物を飲み込みやすくしたり、口の中を守ったり、消化のはじまりを助けたりしています。
ただの水分ではなく、毎日かなり働いています。
胃液は、1日に約1.5〜2リットル出ている
胃は、食べ物を受け止める袋のような場所です。
でも、ただためているだけではありません。
胃では、食べ物を消化するために胃液が出ています。
その量は、1日に約1.5〜2リットルほどと説明されることがあります。
へ〜、胃の中でもそんなに液体が出ているんですね。
しかも胃液は、強い酸性です。
それでも胃がすぐに自分自身を傷つけないのは、胃の粘膜が守ってくれているからです。
胃は、食べ物を消化しながら、自分自身も守っています。
お腹の中では、1日に約7〜10リットルの液体が動いている
これは、かなり「へ〜」です。
唾液、胃液、胆汁、膵液、腸液など、消化のために体の中ではたくさんの液体が出ています。
資料によって幅はありますが、消化管には1日に約7〜10リットルほどの液体が加わると説明されることがあります。
へ〜、そんなに多いの?と思いますよね。
でも、そのほとんどは体の中でまた吸収されています。
お腹の中では、出して、混ぜて、消化して、吸収するという大きな仕事が続いています。
鼻水は、毎日つくられて、知らないうちに飲み込まれている
鼻水というと、風邪や花粉のときに出るものという印象が強いかもしれません。
でも、鼻やのどでは、体を守るために毎日粘液がつくられています。
鼻だけで見るのか。
のどや気道まで含めるのか。
どこまでを含めるかで数字は変わります。
鼻だけでは1日に数十ミリリットルほどという説明があります。
一方で、鼻や気道の粘液として見ると、1日に1〜2リットルほどという説明もあります。
へ〜、鼻水は「出て困るもの」だけではないんですね。
その多くは、知らないうちにのどの方へ流れて、飲み込まれています。
鼻は、ただ空気を通す管ではありません。
吸った空気を温め、湿らせ、ほこりを受け止めています。
空気を、体の中に入りやすい状態に整えてくれています。
涙は、1日に数ミリリットル
涙というと、泣いたときに出るものと思いがちです。
でも涙は、泣いていないときも少しずつ出ています。
目の表面を守るためです。
量は、1日に数ミリリットルほどとされます。
へ〜、涙はリットルではなく、ほんの少しなんですね。
でも、その少しの涙が、目の表面を守っています。
まばたきをするたびに、涙は目の表面に広がります。
乾燥を防ぎ、ほこりを流し、目の表面をなめらかにしています。
少ない量でも、大切な働きがあります。
まばたきは、1日に何万回もしている
まばたきは、意識していなくても自然に行われています。
1分に15〜20回ほどまばたきをすると考えると、1時間で約900〜1,200回。
起きている時間を16時間とすると、1日に約1万5千〜2万回ほどになります。
へ〜、目はそんなに何度も動いているんですね。
まばたきは、ただ目を閉じているだけではありません。
涙を目の表面に広げ、乾燥やほこりから目を守っています。
スマホやパソコンを見ていると、まばたきが減ることがあります。
目が乾く、しょぼしょぼする、目の奥が疲れる。
そんなとき、目はかなり働いているのかもしれません。
呼吸は、1日に約2万回している
呼吸は、ふだん意識しなくても続いています。
大人の安静時の呼吸数は、1分に12〜20回ほどとされています。
1分に15回で考えると、1時間で900回。
1日では、約2万回です。
へ〜、呼吸ってそんなにしているんですね。
深く吸おうと思っていないときも、体は毎日、何万回も息をしています。
吸って、吐いて、また吸う。
その繰り返しで、体は休まず働いています。
腸の長さは、身長よりずっと長い
お腹の中にある腸は、思っているより長いです。
小腸は約6〜7メートル。
大腸は約1.5メートルほどとされます。
へ〜、体の中にそんな長さが入っているんですね。
しかも、ただ長いだけではありません。
食べたものを消化し、必要なものを吸収し、いらないものを外へ出す準備をしています。
お腹の中では、毎日大きな仕事が続いています。
数字で見ると、体はずっと働いている
キリンも人も、首の骨は7個。
血液は、1日に千回以上めぐっている。
唾液は、1日にペットボトル1本分以上。
胃液は、1日に約1.5〜2リットル。
お腹の中では、1日に約7〜10リットルの液体が動いている。
鼻水は、毎日つくられて、知らないうちに飲み込まれている。
涙は、ほんの数ミリリットルで目を守っている。
まばたきは、1日に何万回。
呼吸は、1日に約2万回。
こうして数字で見ると、体は思っている以上に働いています。
ふだん意識していないところで、体はずっと動き続けています。
からだの「へ〜」話は、ただの雑学ではありません。
自分の体に少し目を向けるきっかけになります。
今日も体は、見えないところで静かに働いています。

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